●PC-98目次


PC-98と迎える21世紀


ご注意:以下の文章は私の独断と偏見に基づく物です。DOS/V萌え萌えな方にとって不快な事項を含んでいる可能性があります。その点をあらかじめご承知の上でお読み下さい。

 現在、雑誌では98関連記事も僅少になり、周辺機器メーカーも98対応製品が少なくなっています。そして97年秋以降の入門者ユーザの増加に伴い98ユーザーも相対的に減少しています。
 という訳で、(何がだ?)我々98廃人にはPC-98を使い続けて21世紀を迎え、PC-98を知らない新たなパソコン入門者にPC-98の素晴らしさを伝えるという使命が有ります。9821の21は21世紀の21です。是非とも貴方の98を21世紀まで現役で使い倒しましょう。それでは2001年を迎えるにあたって何をしておく必要があるでしょうか?

目指せ!結晶化
 72pinnSIMMをはじめとしてCバスボードなどの98用周辺機器はこれから先入手困難になる事が予想されます。先になって血眼で探し回るよりは未だ入手のし易いうちに手に入れておくのが良いかもしれません。そして、もはやノーマルではWin9Xをバリバリ使うには辛い機種が多いですから色々な部分をパワーアップしておきましょう。
メモリ編
 ノーマルの32MB以下ではWindowsを使うには今となっては心もとありません。32MB以下の場合は是非とも増設すべきでしょう。但し、ECC EDO64MB×2などのメモリは今だに非常に高価です。画像処理などをバリバリするユーザは別ですが、そうでなく通常のビジネスアプリ中心であれば96MB〜128MBを目処にメモり増設すれば負担が少なくて済みます。こうした場合はセミ結晶化と言えるでしょう。しかし、もう一つの考え方としては95年前後やそれ以前のメモリの値段からすれば随分と安くなっているのだから、この際自己満足仕様でも良いから最大限に増設するというモノです。筆者は後者を目指していますが、このあたりは皆さんの懐具合と相談して決めるとよろしいでしょう。
CPU編
 P54C,P55C搭載機ではメーカーからCPUアクセラレータの出ている機種も多いので、これらに取り替えるのも良いでしょう。K6-2にするかK6-IIIにするかはお財布と相談でしょう。チャレンジャーな方はCPU+ゲタで行くのも良いでしょう。この辺りのCPUアップグレードに関しては、うちのリンク集から色々たどると参考になるかと思います。
HDD編
 Rv20やRvII26などのUltraSCSIオンボードな機種は別にして、他のマシンであれば、PCI SCSIボードかUIDE-98Mなどのインターフェイスボード装着がお勧めです。486機やPCIを持たない初期P54C搭載機やCanBeなどではCバス経由になります。V233M7Vといった6GB容量内蔵ならともかく、2GB未満の場合にはHDDの交換または増設が必要でしょう。保証や安心を求めるのであればメーカー製の外付けHDDが一番です。PCI又はCバスSCSI I/F付きならば初心者にもお勧め出来ます。速さを追求するのであればU2SCSIかUltraWideに高回転のHDDを組み合わせるのがよろしいでしょう。但し、内蔵する場合は消費電流や発熱に気を付けて下さい。HDDの種類はIDE、SCSIとSDAT(IDE-SCSI変換)が有ります。速さ命の廃な方はSCSIしかないですし、コストパフォーマンスを求めるのであればIDEまたはSDATになります。SCSIのHDDはIDE HDDに比べて高額ですが、データ転送の信頼性やマルチタスク環境下でのCPU負荷ではSCSIの方が優れています。SDATは変換コネクタ経由なので本来のSCSI HDDよりはオーバーヘッドが有ります。PCIバス搭載機では本体の独自インターフェイスは低速なので、UIDE-98(M)などのI/F経由が快適になります。
ウィンドウズアクセラレータ編
 CL-GD54xxやTridennt968x内蔵機種でPCIバススロットの有る場合には、PCIのウィンドウズアクセラレータの使用で快適になります。予算に応じて新品なり中古なりを増設するとよろしいでしょう。

こうして色々な部分をパワーアップしていき、98を育てていくと、やがて結晶化してきます。そうなったらもう98いじりが出来ないと心配されるかもしれませんが、そうした時は新たな98を捕獲すれば大丈夫です。買い足した98も結晶化してしまった場合はさらに98を買い足せば全くもって問題有りません。

用途別マシンの勧め
 最新鋭のマシンであればwww閲覧をしながらCD-R焼きもこなせるという方が居ます。では買い換えた方が良いのでしょうか?486などのかなりの旧機種ならともかく、私はそうは思いません。www閲覧用とCD-R焼き用の別々の98を用意すれば済む事です。そして、それぞれの98をLANで繋ぐ事の方が断然便利です。別々のマシンとする事で真のマルチタスクが実現出来ます。また、既にLANを組んでいる方であれば、ファイルサーバ用の98を用意しておくのも良いでしょう。なお、LANを組む場合には2台であってもハブ経由が安心でしょう。そしてダイヤルアップルータやIPルータ経由でインターネット接続すれば快適です。

98の借りは98で返そう
 よく、PCIチップセットがWildCatや430FX,NX等の旧機種でウィンドウズ上のゲームやベンチマークが遅いと言って、PC/ATを買い足したり、乗り換えたりする大馬鹿者や98系掲示板でそういった発言をするたわけ者がいます。そんな事今更聞いても面白くも何とも有りません。ここではっきり言っておきましょう。

逃げちゃ駄目だ!

 そう、山猫の呪いでゲームが遅いからと言ってPC/ATに逃げてはいけません。そうした場合は430HXや430VX搭載の98かMate-Rにするべきです。あくまで98にこだわるのが正しい98廃人の道と言えましょう。えっ、3DアクションゲームやDVD再生が辛いって?そーゆー場合はプレステ2でも買いましょう。

PC-98を買い足そう
 と言う訳で用途別のマシンが無かったり、遅さに悩んでいたりする方は98を買い足しましょう。また、現在結構速い98を持っている方で、98の所有台数が少ない方は是非98の買い足しをお勧めします。例えばMMX搭載VALUESTARが初めてのマシンで他に98の無い場合は、NOTEを買い足して寝床でインターネットやゲームをしたりするのも良いでしょう。
 さらに色んな筐体やCPU別にいじると様々な違いが有り、飽きません。既に複数の98を持っている方は何かテーマ(こだわり)を持って収集に励むとよろしいでしょう。既にテーマを持ってコレクションされている方は更なる精進を目指すと良いかと思います。具体的にはこちらを参照して下さい。

PC-98購入で景気回復
 また、PC-98の入手は中古やジャンクが中心になります。こうした物の購入は景気拡大に役立ちます。何故なら、組立PC/AT機などでは輸入品が中心なので購入金額のかなりの部分は輸入した額で占められてしまい、輸入業者やショップの僅かなマージンのみしか内需になりません(Macも同様)。金額は高くても内需に寄与する真水部分が少ない訳です。ところが、PC-98の中古やジャンクの購入ならば、その全ての金額が内需となります。絶対金額が低いという方は数台購入すれば良いだけです。また、新品のPC-98でもPC/ATやMacに比べて国内生産部分が多いため、内需拡大の効果が有ります。こうして、皆さんが中古やジャンクのPC-98を購入する事で、景気拡大に役立ちます。PC/ATやMacの中古でも良いかというと、大和魂が無いので不可です。

98仲間を増やす
 98ユーザが少なくなってくると周囲がPC/ATユーザやMacユーザばかりになって、自分一人が孤立してしまう危険性が有ります。人間誰しも孤独には弱いモノです。一人きりではくじけてしまう可能性もあります。しかし、仲間がいればくじけずに前に進む事が出来ます。x68kユーザもパソコン通信を通じて連帯を深めて生き残ってきました。我々98ユーザもインターネットやパソコン通信の掲示板やオフ会、webページ(ホームページ)を通じて連帯を深めていくべきでしょう。例えば、会社や学校で一人で数台のパソコン(PC-98)を持っていると言うと奇異な目で見られたりしがちです。しかし、濃い方々と知り合う事により自分だけが特殊なのではなく、98を5〜10台持っているのが当たり前と思えてきます。こうして98ユーザの知り合いや友人を増やしておくと、自分や他人がくじけそうになっても励ましあって98を使い続ける事が出来ます。更に98から転びそうになって魂を売りそうになる仲間を引き留め、更正させる事も出来ます。さらには手持ちのパーツや機器などを融通しあうといった事も出来たり、お互いが相互に刺激しあってディープで素晴らしい98ライフを送る事が出来ます。

ご意見、ご感想はメールで

●PC-98目次