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PC-98入手の傾向と対策


既に持っている98が古くなったり、予備機や改造ベース、コレクションや解析用としてこれからPC-98を手に入れるためにはどの様にすればよいかを考えてみましょう。

新品入手
 一応、現在でもNECのラインナップには現行品としてPC-98が存在しています。Celeronを積んだRaシリーズとノートのNr266です。これらはNEC製品を取り扱っている販売店であれば注文すれば入手可能です。また、秋葉原であればFIRST POINTやダイナ・ミックスには在庫も有ります。そう難しくなく入手は可能でしょう。

アウトレット入手
 既に型落ちしたアウトレットは足を使って探すのが一番です。しかし、年々出物は少なくなってきました。欲しい機種は見かけたら即買うくらいでないと、入手は難しいかもしれません。NECの場合には流通在庫として或る日突然ポコッと出てくる場合が有るのでそういった出物の有りそうなお店のチェックは欠かさない様にしましょう。

中古入手
 ショップが動作保証している中古機入手が最も一般的でお勧め出来ます。秋葉原であれば「秋葉PC-98巡り」が参考になるでしょう。また、中古の入手については中古・ジャンク入門を参照して下さい。Rv20、RvII26やXv20、Xv13/Wなどは拡張性の高さから人気が有るのでこまめに探さないとなかなか見つからない様です。しかし、これらのマシンは企業ユースが多かった事から、発売から3年、5年の節目でリース落ちが出回ると考えられます。年度末や半期の変わり目に注目しておくと良いかもしれません。PentiumデスクトップマシンであればXa13やXc13などは改造ベースに好適です。特にXa7eやP54C(Pentium)搭載デスクトップVALUESTARで隠しPCIスロットが無い方にはお勧めです。手持ちのメモリを生かすのであればXc13がよろしいでしょう。Xc13には初代と2代目が有り、初代は山猫です。2代目は430VXでSDRAMとEDOの両方が使えます。Xa13/WなどはECC EDOになりますので手持ちのメモリが生かせません。

MS-DOSゲーム用のお勧め機種
 ここでMS-DOSゲーム用にどんな機種がお勧めか考えてみましょう。大抵のゲームはVM以降で26Kないし86音源をサポートしているのが一般的です。古いゲームでは2FDDでの運用が前提のものも有ります。{N-88 BASIC(86)など} 9801型番のデスクトップであれば2FDDのモノがほとんどですが、音源を積んでいたとしても26K音源です。また、9821専用ゲームというのも有り、これらは9821グラフィックが必要です。そうなると9821グラフィックを持ち、86相当の音源を内蔵したA-Mateがお勧めです。U2モデル以外はFDDを増設する必要が有りますが初代とAfでは外付けまたはファイルスロットでの増設になります。また、一部の9821専用ゲームではCD-ROMのモノが有りますので、そういったソフトを遊ぶのであればCD-ROMが必要です。NEC純正品以外はデバイスドライバを書き換える必要があります。これにGS音源を付けてアタリ仕様のジョイスティックかキーボード接続のジョイパッドが有ればMS-DOSゲームが快適に遊べるかと思います。MS-DOSゲームのみであればi486に4MBメモリで十分ですが、Windows95も使うのであれば3代目かAnにしてメモリ増設は必須です。また、Ce,Ce2,Cs2といったCRTセットの98MultiもMS-DOSゲーム用に限れば86音源相当内蔵で9821グラフィックを持つので良いかもしれません。但し、2FDD仕様のモノは数が多くないのと、Windows95は辛いかもしれません。なお、CanBeになると音源がCanBe音 源になるので、対応しているMS-DOSゲームが限られます。

ジャンク入手
 386以下のマシンなど古い機種では中古ではなくジャンクでの入手が中心になります。これは、古いマシンではクリーニングや動作保証まですると値段が上がって買い手が無くなるためです。486機でも自分でいじれるのであればジャンク品も出回り始めてます。入手する前にスペックを調べ、増設RAMボード(親ガメ)などの専用品が付属しているかどうかも確認する方が良いでしょう。ジャンク品FDDなどは単体入手よりもジャンク本体から取って来る方が安く上がる場合が多い様です。また、積んであるジャンク本体の裏側や中を見て仕様やロットをチェックする場合はなるべくお店の人に一声かけてからの方が良いでしょう。裏面のCバスにLANボードなどが刺さったままの場合も良く有ります。十分に目視してチェックすべきでしょう。店によってはジャンク品でも店頭で動作確認出来る場合があります。その場合にはしっかりと確認しましょう。

ジャンクの再生
 未チェック本体などを入手したらまず筐体を開けて見える範囲で壊れていないかチェックします。そして、各パーツやコネクタがしっかり刺さっているかどうか見てみます。そうしたらモニタ、キーボードを接続した最小構成でスイッチを入れてみましょう。起動時の「ピポッ」というBEEP音がすればOKです。次にFDDからMS-DOSまたはWindowsの起動ディスクで立ち上げます。それでOKならHDDを接続してみましょう。HDDがフォーマットされている場合はOSをインストールした別のHDDを接続してみます。接続されている機器類でドライバの無いものはサーチエンジンなどを活用してWeb上で探してみます。なお、本体のクリーニングに関してはOh! H-98のページの「H98を買おう」のお掃除が参考になります。

OSの入手
 中古品の一部やジャンク品などではOSなど付属ソフトが付属していない場合が有ります。かといって手持ちのマシンのOSをインストールしてはライセンス違反になります。そうした場合は新たにOSを入手する必要が有ります。MS-DOSはBit-INNやLAOXザ・コン館で新品の入手が可能です。中古本体でWindowsプリインストール機の場合はBit-INNなどで付属品を有料で手に入れる事も可能です。また、MMXマシンなどの早い機種であればWindows98のフルパッケージ版という手もあります。なお、Win98の場合はNECサポートキットというCD-ROMも入手しておくとよろしいでしょう。(Bit-INNなどで無料配布) WindowsNT4.0も製品版でOKです。Windows95についてはBit-INNでNEC版が入手可能です。予算が限られている場合はジャンク屋などで旧Win95パッケージが出回る場合もあるのでそれを探す手も有ります。なお、本体バンドル専用のOSRパッケージはPC-98版とPC/AT版が有り相互流用は不可能なので気を付けて下さい。EPSON PC用のWin95などは元々店頭販売されなかったので入手は困難ですが、こまめにジャンク屋や個人売買をあたると手に入れる事も出来る様です。

周辺機器の入手
 まず、手に入れたマシンを何に使ってどこまでパワーアップさせるかを良く考えましょう。それからそれに必要な周辺機器が何かを考えた方がよろしいかと思います。
 I-Oデータメルコなどの現行の品物は新品で入手可能です。これは普通のお店で買えますし、在庫が無い場合は取り寄せも可能です。但し、物によっては生産中止になる物もあるので、必要だと思ったら早めに入手した方がよろしいでしょう。
 中古やジャンクで手に入れた比較的古い機種の場合には周辺機器も中古を探す方が良いでしょう。目利きや使いこなしに自信があればジャンクという手も有ります。特に新品では高価なNEC純正品も安く入手可能な場合が有り、出物を見つけた時は応えられません。そのためには普段から周辺機器の型番をチェックしておく事が必要です。

メモリの入手
 Ap2/As2以前の古い機種では増設RAMボード(親ガメ)上にSIMMを増設する仕様になっています。このボード単体での入手も可能ですが、仕様が判っていない場合はこうしたボードの付属した物を入手するのが良いでしょう。それにその方が別々に入手するより価格が安い場合が多い様です。初代A-Mateや初代Fellow以前の機種では通称61SIMMと呼ばれる独自規格のメモリが使われています。JADEC仕様の72pinnSIMMは使えないのでご注意下さい。
 Af以降の機種ではA-Mate及びX-Mate上位機種ではパリティ付きのファーストページ72pinnSIMM、FellowやX-Mate下位機種、初期のVALUESTARではノンパリティのファーストページ72pinnSIMMが中心です。中〜後期型のVALUESTARではノンパリティの72pinn EDO SIMM、そして、リセットスイッチを持たず、100Base-TX内蔵の機種ではECC EDO SIMM、MMX VALUESTAR及びXc後期型で168pinnDIMMのSDRAM(16Bitチップ)というのが基本です。
 また、NOTEではそれぞれの機種に有ったメモリが必要ですがNEC以外にサードパーティーから互換品が発売されています。
 これら各機種で使用するメモリの種別についてはI-Oデータメルコなどサードパーティーのカタログにメモリ適合表が載っていますのでそれを参考にするのがよろしいでしょう。

CRTの入手
 PC-9821以降の機種であれば、31.5Khz以上の周波数をサポートしたマルチスキャンディスプレイでOKです。GRPH+2+リセット(電源ON)でMS-DOSの水平周波数を31.5Khzに切り替えられます。但し、95年のXa7〜10以前の機種ではD-sub15pin(2段)のコネクタを持つので、PC-98用のCRT接続ケーブルかVGAへの変換コネクタが必要です。また、ごく一部のDOSゲームでは31.5Khzでは動作に支障が有る様です。そして、EPSON PCやPC-9801型番の古いマシンは水平周波数24.8KhzをサポートしたCRTが必要です。最近では24.8khzをサポートしたCRTは少なくなりましたが一部の液晶CRTで入力可能な物もある様です。少し高価につきますが、EIZO(ナナオ)のElgoVerter982を使用する手も有ります。

ボードの入手
 Cバスボードの中古は98系を扱う中古・ジャンクショップに有ります。サードパーティーのSCSIボードは型番に55が付けばPC-9801-55互換で92が付けばPC-9801-92互換という事が多いです。古いCバスSCSI/IF(55互換)では各サードパーティー毎に独自形式のフォーマットが出来ますが他のSCSI/IFへの接続を考えるとあまりお勧め出来ません。また、古い55互換のSCSI/IFでは最近の大容量HDDが認識出来ない場合も有ります。Cバスの55互換製品を使うのはあまりお勧めしません。また、中古などで外付けHDDとSCSI/IFのセット品が出る事も多いので、それを購入してHDDケースの中のHDDを大容量のモノに取り替えるという手も有ります。(無保証)
 PCIバスボードに関しては、98系だけでなく、PC/AT中心の中古ショップに98で使用可能な品物が有るのでそういったショップで探すのも一つの手です。例としてはアダプテックのSCSIボードは最近のロットではPC-98対応では有りませんが古い製品は98対応です。デザインの変更前の日本語リテール品を購入して下さい。
 あと、SCSIのコネクタも以前はアンフェノールハーフピッチ50pinが一般的でしたが、94〜95年以降はD-subハーフピッチ50pinに切り替わっています。この2つのコネクタは大きさが同じですので良く見て使用するSCSI/IFに対応するケーブルを選んで下さい。なお、変換コネクタやケーブルも有ります。さらに倒産したICMでは37pinの特殊なコネクタを使用した製品も有ります。
 また、国内メーカーの物であれば中古でもサポートしてくれる場合もあるので各メーカーに問い合わせしてみるとよろしいでしょう(有料になる場合もあります)。

CPUゲタの入手
 ロンテックやPowerLeapなどのCPUゲタはPC/AT互換機のパーツショップに置いて有る事が多い様です。但し、秋葉一安いなどとチラシを配りまくる某店などには行ってはいけません。

マウスの入手
 初代A-Mateや初代Fellowまでは角形(9pin)コネクタで2代目A-Mate,Fellow以降と98NOTEは丸形(miniDIN9pin)コネクタです。相互に変換するコネクタも有ります。バスマウスならばWindowsでもMS-DOSでも使えます。ホイールマウスを使いたい場合はシリアルマウスかUSBマウスが使えますがWindows9XやNT上のみでMS-DOS上での使用は出来ません。すでに98用バスマウスの種類も少なくなり、置いているショップも少なくなってきました。マウスは消耗品ですから、新品を特価で放出しているのを見かけたら入手しておくのをお勧めします。お気に入りのマウスが有り、それが調子悪くなって来た場合には同型のモノ(PS/2やAT用など)を入手してマイクロスイッチを移植するという手も有ります。(無保証)

HDDの入手
 Cバスを持つ機種であればサードパーティーの外付けHDDとCバスSCSI/IFが使用可能です。Mate、Fellow以降ではIDE HDDが内蔵可能ですが、An以前は540MBまで、An以降から97年5月以前の機種では4.3GBまでという制限があります。HDDをファイルベイ以外に内蔵するためには機種専用の金具が必要です。I-Oデータやロジテックなどから金具が発売されています。また、ジャンク屋で金具単体やHDD込みで売っている事も有ります。これら金具自体はミリネジで本体に止めますが、HDDを金具に固定するのはインチネジの場合が多いのでご注意下さい。なお、バルクのIDE HDD購入の際はJTSのモノは避ける様にして下さい。

プリンタの入手
 初代A-Mateまでとそれ以降ではプリンタコネクタが異なります。また、2代目A-Mate以降ではパソコン本体との双方向通信が可能です。MS-DOS上から印刷を行う場合はWindows専用のダムプリンタではなくPC-PR(NEC系)かESC-P(EPSON系)のコマンドをサポートしているプリンタでないと印刷出来ません。使用するMS-DOSアプリケーションがサポートしているプリンタを使って下さい。


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